乳歯があるうちに始める子どもの矯正とは？主な治療法とメリット・デメリットをわかりやすく解説

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名古屋市西区、市営地下鉄『浅間町駅』 2番出口より徒歩1分のしんデンタルクリニックです！

子どもの歯並びについて、「まだ乳歯だから様子を見ていいの？」「矯正は永久歯が生えてからでいい？」と迷う保護者の方は多いものです。実は、乳歯が残っている時期だからこそできる矯正治療があり、成長を活かせるという大きな特徴があります。ここでは、乳歯のある子どもに行われる矯正治療の主な方法と、それぞれのメリット・デメリットをわかりやすくまとめました。

乳歯期・混合歯列期の矯正とは

乳歯がある時期の矯正は「第一期矯正」と呼ばれることが多く、永久歯が生えそろう前に行う治療です。この時期は顎の成長が活発なため、歯そのものを大きく動かすというよりも、「顎のバランス」や「歯がきれいに並ぶための土台作り」を目的としています。

主な治療法①：床矯正（しょうきょうせい）

床矯正は、取り外しができる装置を使って顎の幅を少しずつ広げる治療方法です。

メリット

・顎の成長を利用できる

・抜歯を避けられる可能性が高い

・取り外しができ、歯磨きがしやすい

デメリット

・毎日決められた時間の装着が必要

・子どもの協力度によって効果に差が出る

・装着時間が短いと効果が出にくい

主な治療法②：マウスピース型矯正装置

子ども用に設計されたマウスピース型の矯正装置も増えています。

メリット

・見た目が目立ちにくい

・装着時の違和感が少ない

・取り外しができる

デメリット

・装着時間を守らないと効果が出ない

・適応できる症例が限られる

・紛失のリスクがある

主な治療法③：機能的矯正装置

口の中の筋肉や舌の動きを整え、顎の成長を正しい方向へ導く装置です。