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子どもの成長のひとつの節目である乳歯の抜け替わり。初めての体験に戸惑う親御さんも多いのではないでしょうか。「抜けた歯はどう処理すればいいの?」「捨ててもいいの?」「保管するならどうやって?」など、意外と知られていないポイントがたくさんあります。この記事では、子どもの乳歯が抜けたときに知っておきたい注意点や対応方法についてわかりやすく解説します。

乳歯が抜けるのはいつ?何歳くらいから?

乳歯が抜け始める時期には個人差がありますが、一般的には5〜7歳頃から抜け始め、12歳頃までにすべての乳歯が永久歯に生え変わります。前歯から奥歯へと順に抜けていくのが通常のパターンです。

抜ける順番の目安

  1. 下の前歯(中央)

  2. 上の前歯(中央)

  3. 側切歯(前歯の横)

  4. 第一乳臼歯

  5. 犬歯

  6. 第二乳臼歯

抜けた乳歯、どうすればいい?

昔ながらの「投げる」風習はアリ?

日本では「下の歯は屋根の上に、上の歯は縁の下に投げる」という風習があります。これは「丈夫な永久歯が真っすぐ生えてくるように」という願いが込められています。もちろん迷信なので実施の有無は自由ですが、子どもとの会話のきっかけや成長の記念にしても良いでしょう。

捨てるのはアリ?

衛生面や保管スペースの都合から「捨てる」という選択肢もあります。問題はありませんが、なるべくティッシュや袋などで包み、子どもに「お疲れさま」と声をかけてあげるなど、気持ちを込めた対応をすると子どもも安心します。

保管する場合のポイント

乳歯を記念に取っておきたい場合、以下の点に注意しましょう:

  • しっかり洗って乾燥させる:抜けた乳歯には血液や汚れがついている場合があるため、流水でやさしく洗い、数日間よく乾かしましょう。湿ったままだとカビやニオイの原因になります。

  • 専用ケースに入れる:市販されている乳歯保管用ケースを使えば、清潔に管理しやすく、思い出としても残しやすいです。名前や日付を記録できるタイプもおすすめです。

注意すべきこと

無理に抜かない

グラグラしていても、自然に抜けるのを待つのが基本です。無理に引っ張ると、歯茎を傷つけたり、次に生えてくる永久歯に影響を与えることがあります。

出血が多い場合は対応を

抜けた後に出血することがありますが、清潔なガーゼを噛ませて止血しましょう。長時間止まらない、痛みが強いといった場合は歯科医に相談を。

乳歯が抜けたのに永久歯が見えない

乳歯が抜けたあと、しばらくしてから永久歯が出てくるのが通常ですが、数カ月たっても出てこない場合や、歯茎の別の場所から永久歯が生えてきた場合は、歯科でのチェックが必要です。

成長の証として大切に扱おう

乳歯が抜けることは、子どもの身体が順調に成長している証拠です。その一つ一つが思い出となり、親子の絆を深めるきっかけになります。抜けた歯の処理について正しい知識を持ち、子どもが安心して次の成長ステップを踏み出せるようサポートしてあげましょう。

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