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過剰歯とは何か?
過剰歯とは、本来の歯の本数よりも多く生えてくる余分な歯のことを指します。通常、大人の永久歯は上下合わせて32本ですが、それ以上に歯が生える場合、それが「過剰歯」です。最も多く見られるのは上の前歯付近で、子どもから大人まで発見されることがあります。
なぜ過剰歯の治療が必要なのか?
過剰歯をそのまま放置すると、以下のような問題が発生する可能性があります。
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歯並びの乱れ:本来の歯の位置が押し出され、歯列不正を招く恐れがあります。矯正治療が必要になることもあります。
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永久歯の萌出障害:過剰歯が邪魔をして、本来生えるべき永久歯が出てこられなくなることがあります。
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虫歯や歯周病のリスク増加:歯が密集しているとブラッシングが難しくなり、虫歯や歯周病の原因にもなります。
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審美的・発音への影響:前歯に過剰歯があると見た目が気になるだけでなく、発音に影響が出ることもあります。
治療のタイミングと方法
過剰歯が発見されたら、基本的には歯科医院でのレントゲン撮影などで位置や本数を確認し、抜歯を検討します。特に次のようなケースでは早期治療が推奨されます。
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永久歯の萌出を妨げている場合
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歯並びに影響を及ぼしている場合
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虫歯や感染のリスクがある場合
治療は、外科的に過剰歯を抜歯することが多いですが、場所や症例によっては経過観察を選ぶこともあります。
早期発見がカギ
過剰歯は自覚症状がないことも多く、気づかずに放置されてしまうことがあります。定期的な歯科検診や、永久歯が生えてこない・歯並びが悪くなったと感じたときには、速やかに歯科医に相談することが大切です。特に子どもの場合は、成長期に適切な対応をすることで、将来的な大きなトラブルを防ぐことができます。
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