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名古屋市西区、市営地下鉄『浅間町駅』 2番出口より徒歩1分のしんデンタルクリニックです!
鏡でふと自分の歯を見たとき、「あれ?黒くなってる?」と気になったことはありませんか?黒ずんで見える歯は、虫歯かもしれないし、単なる着色汚れかもしれません。放っておくと悪化する可能性があるため、原因を見極めて正しく対処することが大切です。今回は、歯が黒くなる原因と、それぞれの見分け方・対応方法について解説します。
1. 虫歯による黒ずみとは
虫歯が進行すると、歯の表面や内部が溶け、黒っぽく変色して見えることがあります。特に小さな穴が開いていたり、表面がザラザラしていたりする場合は虫歯の可能性が高いです。初期の虫歯は白っぽい斑点から始まり、進行とともに茶色や黒に変色します。痛みが出るのはある程度進行してからのため、黒く見えても痛くないこともあります。
2. 着色汚れ(ステイン)による変色
コーヒー、紅茶、赤ワイン、カレー、喫煙などが原因で、歯の表面に色素が沈着することがあります。これが着色汚れ、いわゆる「ステイン」です。着色汚れは歯の表面に付着しているだけなので、虫歯のように歯が削れたり穴が開いたりすることはありません。ツルツルとした表面に色がついているだけなら、ステインの可能性が高いです。
3. 虫歯と着色汚れの見分け方
見た目だけで判断するのは難しいですが、以下のポイントを参考にしてください。
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色の位置と範囲:歯の溝や裏側などに限定的なら虫歯の可能性あり。表面全体に広がるようならステイン。
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表面の感触:ザラザラ・穴がある→虫歯。ツルツルしている→ステイン。
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痛みやしみる症状:冷たいものがしみたり、噛むと痛むなら虫歯の疑いが強い。
少しでも不安がある場合は、歯科医院での確認が確実です。
4. 黒い歯の正しい対処法
虫歯だった場合は、早期治療が重要です。放置すると歯の神経まで進行し、抜歯が必要になることもあります。初期虫歯であれば、削らずにフッ素塗布などで進行を止めることも可能です。
一方、着色汚れであれば、歯科医院でのクリーニングやホワイトニングが効果的です。歯の表面を傷つけずに色素を落とすことで、本来の白さが戻ります。自宅でのケアには、ステイン除去に特化した歯磨き粉も有効です。
歯が黒く見えるとき、それが虫歯か着色汚れかを見極めるのは簡単ではありません。しかし、いずれにせよ放置は避けたいところ。早めの歯科受診が安心への近道です。毎日のケアを丁寧に行い、定期的なクリーニングで美しい白い歯を保ちましょう。
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