こんにちは!
名古屋市西区、市営地下鉄『浅間町駅』 2番出口より徒歩1分のしんデンタルクリニックです!
虫歯を放置してしまって、治療方法が抜歯しかないと言われて諦めたことがある人はいませんか?
しかし歯を残して治療できる可能性はゼロというわけではありません。それが、「根管治療」というものです。
審美性や機能性まで回復することが期待できる「根管治療」とはどんなものかお伝えしたいと思います。
根管治療とは?
根管治療の「根管」とは、歯髄(しずい)と呼ばれる部分のことを指します。根管には、神経や血管が通っており、歯に栄養や水分を供給しているところでもあります。
根管治療では、歯髄まで入り込んでしまった細菌(虫歯菌)を除去し、痛みや腫れといった症状を取り除く治療を行います。
根管治療の方法
根管治療には、主に4つの方法があります。
①抜髄(ばつずい)
抜髄は、根管治療の最初の治療と言われている、歯髄炎と呼ばれる歯の痛みを改善するための治療です。歯髄炎は、虫歯の原因菌が歯髄に感染してしまったりすることで歯髄を刺激することで起こる炎症です。この炎症を抑えなければ、痛みが何度も再発してしまうため、根管治療が成功するかどうかにも影響を及ぼします。
②感染根管治療
歯髄炎が進行すると、歯髄が壊死して腐ってしまいます。この状態を「感染根管」と言いますが、この壊死してしまった歯髄とその周りの歯根を掃除しなければ、歯根膜炎や歯根嚢胞といった病気になる可能性があります。
感染根管に対処するには、壊死して腐ってしまった状態の歯髄とその周りの歯根を掃除して、綺麗な状態にしなければなりません。
感染根管には「慢性期」と「急性期」の二つの段階があり、それぞれによって体調に悪影響を与えます。そのため、「感染根管治療」は確実かつ早急に行わなければなりません。
③再根管治療
再根管治療は、過去に根管治療を行った場所で再び炎症が発生した場合に対処する治療です。原因は、以前の治療時に歯根に残っていた細菌が繁殖しているものであるため、それらを綺麗にすることで根管内を清潔な状態で保ちます。
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