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名古屋市西区、市営地下鉄『浅間町駅』 2番出口より徒歩1分のしんデンタルクリニックです!

皆さんは「口輪筋(こうりんきん)」という筋肉をご存知ですか?
口唇の周りにある筋肉で、しゃべる・食べる・呼吸をすることと密接に関連があります。
あまり耳にすることがないかと思いますがお口・全身の健康とも深い関わりがあるものなのでお伝えしていきたいと思います。

 

口輪筋とは?

口輪筋は、文字通り“輪っか”のような形をしている筋肉ですが、肉眼で確認することはできません。
上下の口唇の周りに存在しているものとお考えください。その働きは主に口を開けたり、閉じたり、すぼめたりすることです。
誰もが日常で無意識に使っているものなので、そもそも筋肉という認識がない方もいらっしゃることでしょう。
それだけに、「わざわざ鍛える必要もないのでは?」と思われるかもしれませんが、実際はそんなことはありません。
なぜなら、口輪筋は放っておくと衰えて、さまざまなデメリットをもたらすからです。

 

鍛えることのメリットと衰えることのデメリット

口輪筋は、単に口を開け閉めするだけの筋肉ではありません。その筋力を鍛えることで、次に挙げるようなメリットが得られます。

お口全体の健康増進

口輪筋を鍛えると、歯に対して適切な圧力が加わり、出っ歯や受け口、開咬(かいこう)などの歯並びの異常を防ぐことができます。
咬み合わせも正常に発育し、食べ物を効率良く噛めるようになることから、歯や歯茎、顎の関節にかかる負担も最小限に抑えられます。
その結果、お口全体の健康維持・増進につながります。

顔のたるみを防ぐ

年を取ると、顔が老けてきますよね。それは口輪筋が衰えることと直結しています。口輪筋は口角を上げる役割も担っているため、その機能が衰えると表情が乏しくなってしまうのです。
また、口輪筋からはたくさんの表情筋が放射状に伸びており、喜びや驚きを表す表情とも強く関連しています。ですから、口輪筋を鍛えることで、表情が豊かになり、顔のたるみも予防できます。

いびきや睡眠時無呼吸症候群を防ぐ

口輪筋が衰えると、口を閉じることが難しくなります。その状態が睡眠中も続くと、舌が喉の奥へと後退して気道を塞ぐことがあるのです。
そうして起こるのがいびきや無呼吸です。最近では、睡眠時無呼吸症候群という病気が有名になりましたが、
口輪筋を鍛えるだけでもそのリスクを低下させることは可能なのです。

風邪やインフルエンザの予防に

口輪筋は、鼻呼吸を促す役割も担っています。口唇が閉じていれば、自ずと鼻から呼吸するようになりますよね。
逆に、口輪筋の衰えによって口が開いていると、口呼吸が促され、細菌・ウイルスが直接、喉の奥に侵入しやすくなり、
風邪などの感染症リスクが上昇するのです。そのため、口輪筋を鍛えることは、風邪やインフルエンザの予防にも寄与します。

 

 

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