こんにちは!
名古屋市西区、市営地下鉄『浅間町駅』 2番出口より徒歩1分のしんデンタルクリニックです!
歯周病は治る病気なのか?その答えは「状態による」
歯周病は、歯を支える歯ぐきや骨が炎症を起こす病気です。初期段階では「歯肉炎」と呼ばれ、歯ぐきの腫れや出血が見られます。この段階なら、正しいケアを行うことで元の健康な状態に回復させることが可能です。
しかし、炎症が進行して「歯周炎」となり、歯を支える骨が溶けてしまうと、完全に元通りに治すことは難しくなります。この場合は、進行を止めて症状を安定させることが治療の目的となります。
歯周病が進行する原因とは?
歯周病の最大の原因は、歯の表面や歯ぐきの境目に付着する**歯垢(プラーク)**です。プラークの中には多くの細菌が含まれており、これが歯ぐきに炎症を引き起こします。
加えて、喫煙・ストレス・糖尿病・不十分な歯みがきなども歯周病を悪化させる要因です。
特に喫煙は血流を悪化させ、治療効果を下げるため、禁煙は歯周病対策の大切な一歩です。
自宅でできる歯周病予防と進行抑制のケア方法
歯周病を防ぐためには、毎日のセルフケアが欠かせません。以下のポイントを意識しましょう。
1. 正しいブラッシング方法を身につける
歯ブラシは毛先が広がらないうちに交換し、歯と歯ぐきの境目を意識してやさしく磨くことが大切です。力を入れすぎると歯ぐきを傷つけるため注意しましょう。
2. デンタルフロスや歯間ブラシを活用する
歯ブラシだけでは、歯と歯の間の汚れを完全に落とすことはできません。毎日の習慣として、フロスや歯間ブラシを使うことでプラーク除去率が大幅に向上します。
3. 食生活と生活習慣を見直す
バランスのとれた食事、十分な睡眠、ストレスの軽減も歯周病予防に重要です。特にビタミンCやカルシウムを含む食品は、歯ぐきの健康維持に役立ちます。
歯医者で行う歯周病治療とその流れ
自宅でのケアだけでは除去できない歯石や深い歯周ポケットの汚れは、歯科医院での治療が必要です。
主な治療の流れは以下の通りです。
-
スケーリング(歯石除去)
専用の器具で歯石を取り除き、細菌の温床を減らします。 -
ルートプレーニング
歯ぐきの奥にある歯石や汚れを丁寧に除去し、再付着を防ぎます。 -
歯周外科治療
重度の場合は、歯ぐきを開いて奥深くの汚れを取る外科的治療を行うこともあります。
治療後も、**定期的なメンテナンス(3〜6ヶ月に1回)**を続けることで、再発を防ぐことができます。
歯周病に関するよくある質問
Q1. 一度治った歯周病は再発しますか?
→ はい。セルフケアを怠ると再発のリスクがあります。継続的な予防が重要です。
Q2. 痛みがないのに歯周病になることはありますか?
→ 多くの場合、初期の歯周病は痛みがほとんどありません。出血や口臭で気づくケースが多いです。
Q3. 若い人でも歯周病になりますか?
→ なります。20代でも生活習慣や磨き残しが原因で発症することがあります。
まとめ:歯周病は「治す」より「進行を止める」ことがカギ
歯周病は早期発見・早期治療ができれば、回復も十分可能な病気です。
しかし、進行してからでは完治が難しくなるため、毎日の正しいケアと定期検診の継続が何より大切です。
今からでも遅くありません。歯ぐきの健康を守るために、今日から少しずつ生活習慣を見直していきましょう。
ー☆ー★ー☆ー★ー☆ー★ー☆ー★ー☆ー★ー☆ー★ー☆ー★
● 診療時間
〈月〜水曜日・金曜日〉
10:00~13:00
14:00~18:30
最終受付時間 18:00
〈土曜日〉
10:00~13:00
14:00~17:30
最終受付時間 17:00
木曜日・日曜日・祝日
ー☆ー★ー☆ー★ー☆ー★ー☆ー★ー☆ー★ー☆ー★ー☆ー★
投稿者プロフィール
最新の投稿
ブログ2025年10月6日歯周病は治る?進行を食い止めるための自宅ケアと治療のポイント
ブログ2025年10月2日子どものむし歯予防は歯医者がおすすめ!家庭ケアとの違いとメリット
ブログ2025年9月30日喫煙で歯周病リスクが高まる理由と今日からできる予防法
ブログ2025年9月25日歯ブラシが当たると歯が痛い?原因・対処法・予防策を徹底解説