
こんにちは!
名古屋市西区、市営地下鉄『浅間町駅』 2番出口より徒歩1分のしんデンタルクリニックです!
虫歯治療や歯の欠けを修復するときに使う「詰め物」「被せ物」。
一度治療をすれば長く使うものだからこそ、見た目・耐久性・費用のバランスを考えて選ぶことが大切です。
「保険の銀歯と自費のセラミック、何が違うの?」
「長持ちするのはどれ?」
そんな疑問を持つ方のために、今回は主な素材の特徴と、希望や予算に合わせた選び方のポイントをご紹介します。
1. 詰め物・被せ物の違いとは?
まずは、どんな治療にどちらを使うのかを簡単に整理しておきましょう。
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詰め物(インレー):虫歯などで削った部分が比較的小さいときに使う
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被せ物(クラウン):歯の欠損が大きく、歯全体を覆う必要があるときに使う
どちらも、歯の形や噛み合わせを回復させる大切な役割があります。
2. 主な素材の種類と特徴
詰め物・被せ物の素材には、大きく分けて保険適用と自費診療の2種類があります。
それぞれの特徴を比較してみましょう。
■ 保険適用の素材
① 銀歯(合金)
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強度があり、奥歯の噛む力にも耐えられる
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費用が比較的安い
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ただし、金属アレルギーや歯ぐきの黒ずみ、見た目の問題がある
② 硬質レジン(プラスチック)
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白く見た目が自然
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前歯などの目立つ部分に使用される
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時間が経つと変色・摩耗しやすく、耐久性は低め
③ CAD/CAM冠(ハイブリッド素材)
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プラスチックとセラミックの中間素材
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保険で白い被せ物ができる
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部位によって保険が適用されない場合もある
■ 自費診療の素材
① セラミック(陶器)
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天然の歯のような透明感があり、美しく仕上がる
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変色せず、長期間清潔に保てる
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硬いため、歯ぎしりが強い方は注意が必要
② ジルコニア
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「人工ダイヤモンド」と呼ばれる高強度素材
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割れにくく、奥歯にも安心して使用できる
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透明感のあるタイプもあり、審美性・耐久性ともに高い
③ ゴールド(貴金属)
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しなやかで歯にやさしく、噛み合わせが良い
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金属アレルギーが起こりにくい
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ただし、色味が目立ちやすい
3. 希望と予算に合わせた選び方のポイント
■ 見た目を重視するなら「セラミック」や「ジルコニア」
前歯や笑ったときに見える部分は、見た目の自然さが重要です。
セラミックは透明感が高く、変色しにくいのが特徴。
特に女性や人前に出る機会が多い方には人気の素材です。
■ 費用を抑えたいなら「保険のCAD/CAM冠」
奥歯にも保険で白い被せ物を入れられるケースが増えています。
ただし、耐久性はセラミックほど高くないため、長期的には再治療のリスクを考慮しましょう。
■ 長持ちと噛み心地を重視するなら「ゴールド」
見た目よりも“機能性”を重視する方におすすめ。
歯との適合が良く、噛む力を自然に分散できるため、長期的に安定した修復物として選ばれています。
■ 総合バランスなら「ジルコニアセラミック」
審美性・強度・耐久性のすべてを兼ね備えた素材。
費用は高めですが、長期的に見れば再治療のリスクが低く、結果的にコストパフォーマンスが良い場合もあります。
4. 素材選びで後悔しないために
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**部位(前歯・奥歯)**によって適した素材が異なる
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噛み合わせや歯ぎしりの有無を考慮する
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金属アレルギーの有無を確認しておく
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長期的なメンテナンスコストも含めて比較する
自分に合う素材を選ぶには、「費用」だけでなく「生活スタイル」や「お口の状態」も踏まえて考えることが大切です。
まとめ:納得のいく選択で、長く使える歯に
詰め物や被せ物は、単なる“修理”ではなく、これから先も健康に噛める歯をつくる治療です。
それぞれの素材にはメリット・デメリットがあり、「一番いいもの」は人によって異なります。
自分の希望・見た目・予算のバランスを考え、納得して選べる素材を選択することが、満足のいく治療への第一歩です。
治療前にしっかり相談し、自分に合った最適な選択をしましょう。
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