
こんにちは!
名古屋市西区、市営地下鉄『浅間町駅』 2番出口より徒歩1分のしんデンタルクリニックです!
「親知らずの周りの歯ぐきが急に腫れてきた」「奥歯がズキズキ痛くて口が開けづらい」「何日かすれば自然に治るだろうと思っているけれど大丈夫?」このような症状で悩んだ経験がある方は少なくありません。
親知らずは永久歯の中で最も最後に生えてくる歯で、多くの場合10代後半から20代前半にかけて萌出します。しかし、現代人は顎が小さい傾向にあるため、親知らずが正常な位置へまっすぐ生えないケースが多く見られます。
斜めに生えてきたり、一部だけ歯ぐきから出ていたり、完全に骨の中へ埋まったままだったりと、生え方は人それぞれです。
こうした状態では汚れがたまりやすくなり、細菌が繁殖しやすい環境になるため、親知らずの周囲が腫れたり痛みが出たりすることがあります。
実際、親知らずが原因で歯科医院を受診する患者さんの多くは、「歯ぐきが腫れた」「噛むと痛い」「口が開けにくい」といった炎症症状がきっかけです。
腫れが軽いうちは自然に治まることもありますが、細菌感染が進行すると炎症が広がり、頬まで腫れたり発熱したりすることもあります。そのため、症状を繰り返している場合や強い痛みがある場合には、早めに歯科医院で診察を受けることが大切です。
この記事では、親知らずの周囲が腫れる原因、考えられる病気、放置するリスク、応急処置、自宅で気を付けたいこと、抜歯が必要になるケースについて詳しく解説します。
◆◇ 親知らずの周囲が腫れる最も多い原因は「智歯周囲炎」
親知らずの周囲が腫れる原因として最も多いのが「智歯周囲炎(ちししゅういえん)」です。
これは親知らずの周囲にある歯ぐきへ細菌が感染し、炎症を起こした状態を指します。
特に親知らずが一部だけ歯ぐきから出ている場合には、歯と歯ぐきの間に深い隙間ができます。
その隙間へ食べかすやプラークが入り込み、細菌が繁殖しやすくなります。
歯ブラシも届きにくいため、毎日丁寧に磨いていても汚れを完全に取り除くことが難しい場所です。
その結果、歯ぐきが赤く腫れたり、押すと痛みが出たりします。
炎症が強くなると膿がたまり、口臭の原因になることもあります。
さらに、炎症が周囲へ広がると顎のリンパ節が腫れたり、飲み込むと痛みを感じたり、口が開けにくくなることもあります。
疲労や睡眠不足、ストレスによって免疫力が低下したタイミングで急に悪化することも少なくありません。
「以前にも腫れたことがある」という方は、智歯周囲炎を繰り返している可能性があります。
繰り返す炎症は歯ぐきや周囲の骨へダメージを与えることもあるため、適切な治療が必要になります。
◆◇ 親知らずの生え方によってトラブルは起こりやすくなる
親知らずの腫れは、生え方と深く関係しています。
最もトラブルが少ないのは、十分なスペースがあり、まっすぐ正常に生えているケースです。
この場合は歯ブラシも届きやすく、他の奥歯と同じように清掃できます。
しかし実際には、そのようなケースは多くありません。
よく見られるのが斜めに生えている親知らずです。
手前の歯へ向かって横向きに生えている場合には、歯と歯の間へ食べ物が詰まりやすくなります。
また、一部だけ歯ぐきから顔を出している半埋伏歯では、歯ぐきが親知らずを覆うような状態になります。
この部分へ細菌が入り込みやすく、炎症を起こしやすくなります。
さらに、完全に骨の中へ埋まっている場合でも、位置によっては周囲へ炎症が起こることがあります。
親知らずは自分では生え方を確認することが難しいため、レントゲン撮影によって位置や方向を調べることが重要です。
生え方によっては将来的な腫れを予防する目的で抜歯が勧められる場合もあります。
◆◇ 親知らずの腫れを放置するとどうなる?
「少し腫れているだけだから様子を見よう」と考える方もいます。
しかし、炎症を繰り返すことで症状が悪化することがあります。
まず、智歯周囲炎が進行すると炎症が顎の骨や頬、首の周囲へ広がることがあります。
頬全体が腫れたり、強い痛みによって食事が困難になったりすることもあります。
発熱や全身のだるさを伴うケースもあります。
さらに、親知らずの手前にある健康な第二大臼歯にも悪影響を及ぼします。
汚れがたまり続けることで虫歯や歯周病が進行し、大切な奥歯まで失う原因になることがあります。
また、慢性的な炎症が続くことで歯ぐきや骨が少しずつ破壊されることもあります。
重症化すると細菌感染が顎の深い部分まで広がる「蜂窩織炎(ほうかしきえん)」へ進行することもあり、入院治療が必要になる場合もあります。
頻繁に腫れを繰り返す親知らずは、その都度薬で炎症を抑えるだけでは根本的な解決になりません。
原因そのものを改善するための治療を検討することが大切です。
◆◇ 親知らずが腫れたときの対処法とやってはいけないこと
親知らずの周囲が腫れたときは、まず患部を清潔に保つことが重要です。
食後は無理のない範囲で歯磨きを行い、細菌が増えないようにしましょう。
ただし、強くこすりすぎると炎症が悪化することもあるため注意が必要です。
痛みが強い場合は頬の外側から冷たいタオルなどで軽く冷やすと、一時的に症状が和らぐことがあります。
市販の鎮痛薬を服用することも可能ですが、痛みを抑えるだけで感染自体は治りません。
また、「膿を出そう」と指や爪で押したり、自分で傷をつけたりすることは絶対に避けましょう。
細菌感染が広がる危険があります。
アルコールや喫煙も炎症を悪化させる可能性があるため、症状が落ち着くまでは控えることが望ましいでしょう。
最も大切なのは、痛みが続く場合や腫れが大きくなってきた場合には早めに歯科医院を受診することです。
歯科医院では炎症の程度を確認し、必要に応じて洗浄や消毒、抗菌薬の処方などを行います。
炎症が落ち着いてから抜歯を検討するケースも多くあります。
◆◇ 親知らずは抜歯したほうがよいケースもある
すべての親知らずを抜歯する必要があるわけではありません。
正常に生えていて噛み合わせにも参加しており、清掃状態が良好であれば、そのまま残せる場合もあります。
しかし、何度も腫れを繰り返している場合には抜歯が勧められることがあります。
また、斜めに生えていて第二大臼歯へ悪影響を及ぼしている場合や、虫歯や歯周病のリスクが高い場合も抜歯を検討します。
若いうちは骨が柔らかく治癒も早いため、比較的抜歯しやすい傾向があります。
年齢を重ねると骨が硬くなり、全身疾患が増えることもあるため、抜歯が難しくなる場合もあります。
もちろん、抜歯には腫れや痛みなど術後のリスクもあります。
そのため、歯科医師がレントゲンやCT画像を確認しながら、安全性を十分に考慮したうえで判断します。
将来的なトラブルを予防するためにも、自覚症状がない場合でも親知らずの状態を一度確認しておくことは大切です。
◆◇ 親知らずの腫れは早めの診察が大切
親知らずの周囲が腫れる原因として最も多いのは智歯周囲炎です。親知らずが斜めや横向きに生えていたり、一部だけ歯ぐきから出ていたりすると汚れがたまりやすくなり、細菌感染によって炎症が起こりやすくなります。
初期のうちは軽い痛みや腫れだけで済むこともありますが、放置すると頬や顎まで炎症が広がったり、発熱や強い痛みを伴ったりすることがあります。また、隣の健康な歯へ悪影響を及ぼし、虫歯や歯周病の原因になるケースも少なくありません。
腫れた際には患部を清潔に保ち、無理に触らず、できるだけ早めに歯科医院で診察を受けることが大切です。症状を繰り返す場合には、炎症を抑えるだけではなく、親知らずの抜歯を含めた根本的な治療を検討することもあります。
「親知らずが何度も腫れる」「奥歯の痛みがなかなか治らない」「自分の親知らずは抜いたほうがよいのか知りたい」という方は、一度歯科医院でレントゲン検査を受けることをおすすめします。現在の状態を正しく把握し、将来のトラブルを予防するためにも、早めの診断と適切な対応が健康なお口を守ることにつながります。
ー☆ー★ー☆ー★ー☆ー★ー☆ー★ー☆ー★ー☆ー★ー☆ー★
● 診療時間
〈月〜水曜日・金曜日〉
10:00~13:00
14:00~18:30
最終受付時間 18:00
〈土曜日〉
10:00~13:00
14:00~17:30
最終受付時間 17:00
木曜日・日曜日・祝日
ー☆ー★ー☆ー★ー☆ー★ー☆ー★ー☆ー★ー☆ー★ー☆ー★












